• フランチャイズで学習塾を開校するまでの流れを確認しよう!

  • 公開日:2022/02/15

大手学習塾のブランドやノウハウを活用できるのが、フランチャイズです。たくさんのメリットがある一方で、具体的にどのような流れで進めていけばよいのかわからない人も多いのではないでしょうか。そこで今回の記事では、フランチャイズで学習塾を開校する際の主な流れについて解説します。ぜひ参考にしてみてくださいね。

まずは学習塾フランチャイズの指導タイプを知ろう

フランチャイズの学習塾と一口にいっても、学習塾にはいくつかの種類があります。学習塾の種類によって主な特徴や対象とする子ども、具体的な学習塾運営のノウハウなどが異なってくるため、事前に違いを確認しておくことが大切です。まずは学習塾フランチャイズの主な指導タイプについて見ていきましょう。

集団指導型

1つ目は集団指導型です。同じ学力や目的を持った子どもが複数人集まり、同じクラスで一人の講師から授業を受けます。学校の授業と同じような指導と思ってよいでしょう。

一クラスあたりの人数やクラス分けの基準などは、学習塾によって異なります。他の仲間と互いに切磋琢磨しながら、勉強を進めていけるのがメリットです。

また一流講師による授業を展開しているのは、一般的に集団指導塾となっています。レベルの高い指導が受けられる反面、授業に生徒が合わせる必要があるため、生徒一人ひとりの細かいニーズに対応するのは難しいといえるでしょう。

個別指導型

集団指導型に対して個別指導型は、子ども一人ひとりに対して講師が学習指導を行います。それぞれのニーズや希望に合わせて学習指導を受けられるため、効率的に学力を伸ばしていけるでしょう。

1対1の完全マンツーマンを採用している塾だけでなく、生徒複数人に対して講師が一人付く塾もあります。生徒複数人に対して講師が一人付く場合でも、生徒それぞれの課題に対して個別に指導をしてくれるのが特徴です。

自立型

最後は自立型です。子どもが自分でプリント学習や映像授業の視聴を行い、わからなかった箇所やフォローが必要な個所は、個別に講師へ確認できるのが特徴です。

塾によっては学習カリキュラムを個別に作ってくれるため、学習習慣が身についている子どもであれば、充分に勉強を進めていけるでしょう。

フランチャイズで学習塾を開校するまでの流れ

続いてはフランチャイズで学習塾を開校するまでの、具体的な流れについて紹介します。次の5つのステップに沿って進めていきましょう。

資料を請求する

まずは資料の請求です。フランチャイズの加盟を募集している学習塾はたくさんあり、それぞれで資料を準備しています。電話やメール公式サイトなどから、気になった学習塾会へ資料の請求してください。

説明会へ参加する

届いた資料をしっかり吟味して、さらに気になる学習塾を絞れたら、次は説明会へ参加します。説明会ではそれぞれの学習塾の教育理念やカリキュラム、どのような講師が在籍しているのかなどが詳しく説明されるため、とくに気になる点をしっかり確認しておきましょう。

またフランチャイズの仕組みや、開校までに必要となる資金などについても確認しておくことが大切です。参加する前にとくに気になる点や確認しておきたい点をメモにまとめておくと、抜けがありません。

事業計画を作り加盟申し込みをする

具体的に参加したい学習塾が決まったら、事業計画を作ります。どのような場所にいつ開校したいのかを含めて、大まかな事業計画を作ってください。事業計画に関する相談は、加盟する学習塾で受けているのが一般的です。

事業計画が完成したら加盟の申し込みをします。加盟する際には加盟金を含む初期費用が必要です。具体的な金額やどのような項目で費用が必要となるかは学習塾によって異なるため、事前にしっかり確認をしておきましょう。

開校に向けた準備をする

加盟が認められたら、開校に向けた準備を進めていきます。フランチャイズ本部で新しく加盟する学習塾に向けた研修を実施するため、参加をしましょう。

本部の運営方針やノウハウを習得できます。また同時に開校に向けて教材や備品をそろえたり、講師を採用したりと、具体的な準備も進めていきます。

開校後は本部へロイヤリティを支払う

無事に学習塾を開校できた後は、毎月決まった金額をロイヤルティとして本部へ支払います。本部によるサポート体制は学習塾によってさまざまですが、運営上困ったことがあれば相談をしたり、アドバイスを受けたりもできるでしょう。

学習塾フランチャイズを成功させるためには?

最後に学習塾フランチャイズを成功させるために欠かせないものを紹介します

加盟条件を確認する

1つ目は加盟条件の詳細を確認することです。フランチャイズと一口にいっても、それぞれの学習塾に課される条件や制限は異なります。

本部の理念や指導方法などに細かく従わなければいけないところがある反面、ある程度はそれぞれの学習塾で独自に運営を展開できるところもあるためです。どちらがよいかは一概にいえないため、それぞれの運営スタイルや希望に合わせて選んでいくとよいでしょう。

ロイヤルティの額を確認する

ロイヤルティの額を確認することも大切です。ロイヤルティは一般的に「売り上げの〇%」とされていることが多く、具体的な数値は学習塾によって異なります。毎月発生するロイヤルティは学習塾運営に関わる重要なことの一つ。赤字にならないように、ロイヤルティの額にも注意をしなければいけません。

 

フランチャイズで学習塾を始める場合、基本的には今回紹介したような手順で進めていくこととなります。それぞれの学習塾でフランチャイズの条件やロイヤルティの額などは異なるため、加盟前にしっかり詳細を確認しておきましょう。

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