フランチャイズ学習塾オーナーの年収相場!個人塾との差はある?

公開日:2022/01/15  最終更新日:2022/03/03

フランチャイズでの塾開業を考えている方にとって気になるポイントの一つは、「個人塾とフランチャイズ塾では、どちらの方が年収が高いのか」ということではないでしょうか。学習塾を継続して経営していくためにも、ある程度の安定した収入が必要になります。今回の記事では、年収相場や個人塾との差についてお伝えします。

フランチャイズ学習塾オーナーの年収相場

学習塾を経営する場合、塾の規模によって年収は大きく異なります。基本的には、生徒数が増えれば年収も上がります。たとえば、月謝が1万円で生徒数が50名の塾であれば、年収は単純に見積もって600万円になるうえ、同じく月謝1万円であっても生徒数が10名だと年収は120万円になります。

これらの売り上げから、家賃や人件費、光熱費などを差し引いた分が、実質的な学習塾オーナーの手取りとして残ることになります。一般的に、フランチャイズの学習塾オーナーの年収相場は平均500万円といわれていますが、上で述べたように、生徒数や塾の規模によって大きく変動します。

個人塾にくらべ、フランチャイズでの塾経営だと、経営のノウハウや生徒集客のヘルプがある場合も多く、開業後すぐに売上が伸びる傾向にはあるようです。年収の高い例でいうと、フランチャイズ本部の知名度やブランド力をうまく活かし、年収が2,000万円以上を達成したオーナーも存在します。

ただし、フランチャイズにおいては、基本的にフランチャイズへの加盟費用やロイヤリティが発生するので、それによって手取りが下がってしまうというデメリットもあります。どれくらいのロイヤリティを請求されるのかはフランチャイズによって異なるので、あらかじめ注意して確認しておくことをおすすめします。

個人塾とでは年収に差がある?

学習塾を開業しようと考えている方にとって気になる疑問の一つは「個人塾とフランチャイズ、どちらのほうが収益が安定するのだろうか?」という点ではないでしょうか。実は、個人塾でもフランチャイズの塾でも、「収益の指標」自体は大きく変わりません。

その「収益の指標」は2つあります。「どれだけ生徒を集められるか」と「いかにコストを抑えられるか」です。この2つをクリアできれば、個人塾であってもフランチャイズであっても経営を成功させることはできるでしょう。

どのような形態の塾であっても、生徒がいなければ売上は伸びません。しかし、生徒が多くとも、人件費、家賃、教材開発費、広告宣伝費などのコストが大きすぎては利益が出ない、ということになってしまいます。

そこで、収益を増やす効果的な方法のひとつとして、「複数教室化」つまり多店舗経営をし、ビジネスを広げていくことで年収を増やす、というものが挙げられます。多店舗経営については、フランチャイズのほうがノウハウのサポートがある分、取り組みやすいといえますが、ロイヤリティのデメリットはついてまわります。

そのため、個人塾のオーナーの平均年収は300万円ほどとはいわれていますが、だからといって「個人塾オーナーの方が年収が高い」「フランチャイズ学習塾オーナーのほうが年収が高い」といい切ってしまうことはできません。

自分が学習塾経営を成功させるためには、個人塾の経営とフランチャイズ学習塾の経営、どちらが合っているのかをじっくりと考える必要があります

個人塾経営はフランチャイズと違い、経営のノウハウの共有や生徒集客のサポートなどはないので、経営初心者が挑戦するのはかなりむずかしいでしょう。しかしロイヤリティを払う必要がないというメリットはあります。実際に、個人塾での経営を成功させて多店舗経営に乗り出し年収1,000万円に達した、という例もあるようです。

事業の経営などの経験がなければ、フランチャイズでの開業のほうが向いているでしょうし、経営スキルに自信がある方であれば個人塾での開業のほうが向いているといえるでしょう。

フランチャイズの学習塾経営に失敗しないためには?

それでは、フランチャイズでの塾経営に失敗しないためにはどうすればよいのでしょうか?大きなポイントは2つです。

まず1つ目のポイントは、「フランチャイズ本部任せにしない」ということです。たしかにフランチャイズでの学習塾経営は、ノウハウやスキルなどのサポートをフランチャイズ本部から多く受けられますが、それはあくまで学習塾経営の基礎や補助にすぎません。

塾経営を成功させるためには、なによりオーナー自身がよりよい塾経営のための工夫をしていくことが必要になります。具体的には、「入塾希望者が来たときに、誠実に相談に乗ること」「塾の見た目を清潔に保ち、通ってみようかなと思えるような雰囲気をつくること」「他の塾と違う、自らの塾の魅力や特徴を伝えられる広報や宣伝を行うこと」などが挙げられます。

また、2つ目のポイントは「優秀な講師をできるだけ多く確保すること」です。教えることが上手な講師がいれば、生徒は学習内容を理解しやすくなるうえ、成績の向上にもつながります。そうすれば自然と塾の評判向上にもつながるでしょう。

また、生徒の悩みや頑張りに気づき、適切な言葉かけができる講師がいれば、生徒は塾に通うモチベーションを保ちやすいでしょうし、勉強に取り組むやる気も出やすいでしょう。そうすれば塾に通い続けてくれる生徒は増えるでしょうし、よいクチコミにもつながることが考えられます。

しかし、「どうすればそんなよい講師を採用できるのだろうか?」という疑問を持たれる方も多いかもしれません。優秀な講師を採用するために大切なのは、応募してきた講師が「どのような人なのか」「どのような授業をするのか」ということを中心に、採用の可否を判断することです。

塾の講師の採用となると、学歴や経歴のよさをついみてしまいそうになるかもしれませんが、学歴や経歴のよさは必ずしも「教え方のうまさ」や「生徒に寄り添えるか」とは関連しません。実際に応募者に会ってみて、その人の雰囲気や授業への考え方、取り組み方を見ながら、講師採用を判断することをおすすめします。

優秀な講師とともに、よりよい塾の経営、宣伝を行っていくことで、フランチャイズ学習塾経営を成功させられる可能性はぐっと高まるでしょう。

 

ここまで、「フランチャイズ学習塾オーナーの年収相場」や「フランチャイズの学習塾経営に失敗しないためのポイント」などについてお伝えしました。学習塾もひとつのビジネスである以上、しっかりと収益を出していく必要があります。

安定した収益を生み出し年収を上げていくために、信頼の置ける優秀な講師陣を確保し、その魅力をオーナーがしっかりと発信していくことで、学習塾経営を成功へと導いていくことができるでしょう。

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