フランチャイズで個別指導型の学習塾を開業するメリット・デメリット!

公開日:2021/10/15  最終更新日:2021/09/17


現代の日本では、教育は社会を支える重要な分野のひとつと認識されています。その教育業界の中でも、個別指導塾という分野で力を発揮したいと考えられている方におすすめの働き方のひとつがフランチャイズでの学習塾経営です。この記事では、フランチャイズでの塾開業のメリット・デメリットをお伝えします。

フランチャイズで個別指導型の学習塾を開業するメリット

フランチャイズで個別指導型の学習塾を開業するメリットは、主に3つあります。

1つは「フランチャイズ本部の知名度・ネームバリューを利用できること」です。教育業界、とくに塾業界では、「利用者からの信頼」がとても重要になります。個人での塾開業では基本的に、そうした「信頼」はゼロから集めていくことになりますが、フランチャイズでの開業であれば、開業した時点である程度の「信頼」がある状態からスタートをきることができます。フランチャイズで開業することで、はじめの課題である生徒集めにおいてある程度の集客を見込むことができるでしょう。この1つ目のメリットが、もっとも大きなメリットといえるかもしれません。

次に2つ目のメリットとして挙げられるのが「低資金で開業できる」という点です。個別指導は基本的に1対1や講師1人に対して生徒2、3人で授業を行うため、集団指導と違い広いスペースが必要になりません。広いスペースが必要になければ、物件費用や内装費用、設備費用などを抑えることができます。また、自宅の一室や居抜きの物件などを使用できれば、さらに費用を下げることができます。

フランチャイズで開業するメリットの最後の3つ目は、「利益が残しやすいこと」です。個別指導は、どうしても集団指導に比べると利益率は下がってしまいがちです。個人での学習塾経営では、その点が経営において難しい課題になる可能性があります。しかし、フランチャイズに加盟することによって、フランチャイズ本部の培ってきた経営ノウハウを共有してもらうことができます。

さらに、本部からのさまざまなサポートも受けることができます。フランチャイズにおいてはこれらのサポートがあるので、個人での学習塾経営にくらべ、利益を残しやすくなります。利益を残せることで、よりよい講師の確保やよりよい指導の実現につなげていくことができるでしょう。

フランチャイズで個別指導型の学習塾を開業するデメリット

ここでは反対に、フランチャイズで個別指導型の学習塾を開業するデメリットについてお伝えします。主に挙げられるデメリットは2つあります。

まず、1つ目のデメリットは「優秀な講師の確保がむずかしい」という点です。このデメリットはフランチャイズ開業に限った話ではないのですが、多くの生徒に対して座学形式の授業をする集団指導に比べて、個別指導の授業においては「生徒ひとりひとりに合わせた指導をする能力を持った講師」が必要になります。

生徒ひとりひとりの学力や得意苦手、性格などを見極めた上で、それに合わせた質の高い指導を行うことのできる講師の確保は、個別指導型の学習塾を運営する上で避けて通れない重要な課題です。ですので、学習塾を開業する前に、「どういった講師を採用するか」「どういった点を重視するか」といった採用計画をしっかりと立てておくことが必要になります。

また、その際に知名度が高く、講師の募集・採用のノウハウを持っているフランチャイズのサポートを得ることができれば、非常に心強いでしょう。フランチャイズ本部によっては、その本部のグループに所属している講師から採用させてもらえたり、講師の募集・採用を代行してもらえたりするところもあります。講師の確保において不安がある場合には、講師の募集・採用のサポートが手厚いフランチャイズを選ぶとこのデメリットを解消できるでしょう。

次に、フランチャイズで個別指導型の学習塾を開業するデメリットの2つ目は「加盟費用やロイヤリティの支払いがあること」です。フランチャイズを利用するデメリットといえば、これが思い浮かぶ方も多いのではないでしょうか。

実際、ロイヤリティの支払いが経営の負担になってしまう場合もあるようです。というのも、加盟費用は最初に支払うだけのものですが、ロイヤリティは毎月発生するものだからです。ロイヤリティは基本的に「1か月の売り上げの10%」を支払うものとされていますが、実はフランチャイズ本部によって、「1か月あたりの売り上げ」の定義が違うのをご存知でしょうか?

フランチャイズ本部によって「1か月あたりの売り上げ」に含まれる項目は異なっており、入学金・授業料・教材費・季節講習費など、どこからどこまでが「1か月の売り上げ」に含まれるのか、あらかじめしっかりと確認されることをおすすめします。そのうえで、納得できるロイヤリティ設定のフランチャイズ本部を選ぶとよいでしょう。

フランチャイズで個別指導型の学習塾を始める際の準備

フランチャイズで個別指導型の学習塾を始める、といってもすべての準備をフランチャイズ本部がしてくれるわけではありません。ここでは、フランチャイズで学習塾の開業をするときに必要な準備についてお伝えします。

まず必要になる準備は、「教室の確保」です。受け入れ予定の生徒数に応じたスペースや個室数などを満たす部屋を見つける必要があります。フランチャイズの場合、開業するエリアを紹介してくれることもありますが、個人で開業する場所を探す場合には「立地」「競合が近くにあるかどうか」をしっかりとチェックしてください。フランチャイズ本部のスタッフにも相談できると思いるため、ぜひ相談しつつ選ばれることをおすすめします。

次に必要な準備としては「講師の採用・教育」です。個別指導の場合、集団授業の場合よりも多めに講師を確保する必要があります。また、アルバイト講師を採用すれば人件費は抑えられますが、数年ごとに離職する可能性は高くなります。指導の質の確保や教育コストなども考えながら雇用形態や給与などを設定していく必要があります。自分ひとりでオーナー兼講師として働く場合には採用活動は必要ありませんが、塾経営や指導ノウハウの研修には参加する必要があるでしょう。

最後に「資格・免許」についてですが、これらについては塾経営では必要ありません。学校とは違い、教員免許がなくても塾の経営者にはなることができます。しかし、フランチャイズ本部によっては、教員免許や大学卒などの資格や条件を求めている場合もあるので、その点には注意が必要です。

 

ここまで「フランチャイズで個別指導型の学習塾を開業するメリット・デメリット」「フランチャイズで個別指導型の学習塾を始める際の準備」についてお伝えしました。フランチャイズで学習塾を開業すると、加盟費用やロイヤリティといった負担は発生しますが、その分豊富なノウハウやスキルのサポートを受けることができます。個別指導の学習塾開業を考えている方は、一度フランチャイズでの開業を検討してみてはいかがでしょうか。

おすすめ関連記事